給料を上げて解消されること
先日、高校を卒業して社会人になった先輩と会った。その先輩は、介護業界で働いている。介護の道の先輩でもあるため、さまざまな話を聞かせてもらった。
しばらく先輩と話していると、「介護職員の給料がどれくらいか知ってる?」と聞かれた。私としては、介護業界で働く人々の給料は高いイメージがあったので、「給料高いですよね?」と答えた。そしたら先輩が驚いた顔で、「給料が低くて困ってる。将来介護業界で働く気持ちがあるなら、給料のこともしっかり調べておく必要があるよ。」と言われた。
そして、そのことを反省して家に帰ってから調べてみた。介護業界の給料について調べていると、驚くことが多くあった。わたしが思ってたよりも、給料は高くなかったのだ。
しかし、ある程度の生活ができれば、仕事はお金が全てではないと思う。もちろん、お金があれば贅沢はできるが、介護業界で働くやりがいはそれを勝るのではないかと考えている。介護へのやりがい・人のために役立つことの喜び・お礼を言われたれたときの感動というのは、お金では買えない。綺麗ごとかもしれないが、わたしは給料が少なくても介護の仕事をしたいと思う。
先輩が言ってたこともよくわかる。介護は体力が必要で、業務も多いから大変だともいっていた。そして、それに見合う対価が払われていない現状があるということ。
介護業界の給料が上がれば介護の仕事をしたいという人も増え、人手不足を解消できるのではないだろうか。すこし短絡的すぎる考えかもしれない。しかし、わたしは今後そうなればいいなと願っている。
介護業界の動向が今後どうなるかは把握できないが、介護と賃金の問題が解決に向かって欲しい。